2012年3月29日、東日本大震災の津波で全壊した仙台市宮城野区蒲生の高砂神社に、兵庫県高砂市の高砂神社が仮本殿として「小宮」を寄進し、現地で遷座祭が行なわれました。
 津波で本殿や拝殿などをすべて失った仙台高砂神社は昨年末に仮社殿が完成したものの、本格再建は道半ば。仮社殿には現在、小さな神棚が設けられているだけです。
 
 宮城県仙台市の高砂神社は神社名が縁で、震災前から兵庫県高砂市の高砂神社と交流があった。発生後、音信不通の状態が続き、高砂市の小松宮司は「小宮」の寄進を決意されたそうです。
「小宮」は高さ2メートル、奥行き約1.6メートル幅約1メートル。屋根には銅板が張られ、柱などにはヒノキ、ケヤキが用いられています。故に一般乗用車では仙台まで運ぶ事は出来ません。
弊社グループの高砂通運梶E播磨機工鰍フ有志が集い、「小宮」を厳重に包装し、仙台までお運びしました。
 
 

ヒノキ・ケヤキを用いた「小宮」

兵庫・宮城間の長距離に備え十分な包装を

雨風・衝撃を考慮した包装が完成

フォークリフトを使いトラックに積み込みます

高砂神社出発前に祝詞を上げます

約12時間かけて仙台まで 途中の富士山

津波の大きさを改めて感じます

仙台高砂神社到着
 4代仙台藩主伊達綱村公が領内巡視の折、蒲生の祠に立ち寄り小休した時に、この祠は何という神社かと尋ねた。蒲生の村民は神社の名がない事を告げると、綱村公がこの土地は、播州の高砂の浦によく似ているので、高砂神社と名付けるようにという事になり、それ以後高砂神社と称するようになった。その後、明治22年市制町村制施行の際町村合併が行なわれ、、従来の田子、福室、岡田、中野、蒲生の五カ村合併の折、高砂神社の名にちなんで高砂村と決定したと伝えられている。
   仙台高砂神社は津波により、本殿や拝殿などを失っているので、本殿跡の石盤上に「小宮」を安置しました。遷座祭には氏子や住民が出席し、 高砂市の小松宮司が同神社の分霊を「小宮」に安置し、仙台市の小野宮司が祝詞を読み上げました。
ちなみに「遷座祭」とは神霊を本殿から仮殿へ、または仮殿から本殿へ遷す祭祀のことです。

本殿跡に石盤を作成します

石盤完成後無事に「小宮」安置しました

玉串拝礼の様子

多くの方が遷座祭に参加されました

御霊宮入り

祝詞をあげていただきます
 完全な再建にはしばらく時間がかかると思いますが、三晃グループは今後も継続的に協力を続けていきます。東北の復興、高砂の地から心よりお祈り申し上げます。